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ラッシャー

コンテナ船の中を見たことはありますか?こちらでは、コンテナ船での我々の作業と、船内がどのようになっているのかをご覧いただきましょう。

積荷1本目のコンテナがガントリークレーンで吊られて来たところです。 ラッシャー達は固縛に使うラッシングバーの段取りを終えて、吊荷下から完全に退避して、コンテナの着地を待ちます。

定位置にコンテナーが置かれ、ラッシャー達は既に作業に取り掛かっています。

(photo.1)コンテナラッシング(デッキ上)には、金属製のラッシングバーを使用します。
(photo.2)ラッシングバーをターンバックルに掛け、ゆるみを取ってコンテナを固定します。

(photo-3)2段目も積み付けられ、ラッシャー達は固縛作業を続けています。ご覧の通り、作業場は結構狭いところです。こちらは40フィートコンテナですが、20フィートコンテナの場合はこのスペースが半分程になってしまいます。 (photo-4)3段目の固縛作業中です。
この本船は、3段目については海側の1列を固定するようになっています。特にこのような本船の淵に沿った部分の作業では各自の安全に気を付けなければなりません。
デッキまでの高さは、海面から約8メートル以上で建物で例えると、4階部分程度になりますが、コンテナを積むために支障があるような場所には、手すりも付けられていませんので、転落・墜落防止のため、安全帯を携帯し、各自が必要に応じて使用しています。


岸壁でのツイストロック(スタッカー)を取り付けているところです。
ツイストロックは上下のコンテナを繋げておく役目をします。
このタイプのものは、岸壁で「取り付け/取り外し」をします。
積荷の時は、岸壁で取り付け、その状態で本船上の定位置に置くとロックが自動的にまわり、そこに固定されます。
揚荷の時は我々ラッシャーがロック解除作業をしますが、最近ではロック解除作業の必要ない、「フルオート」と呼ばれるタイプのものも登場しました。
この本船のものは「フルオート」に対し、「セミオート」と呼ばれます。一方では、揚荷積荷共に操作が必要な「フルマニュアル」タイプのものも健在です。

(photo-5)コンテナ船のホールドです。在来船との違いにお気付きですか?
壁際に「セルガイド」と呼ばれるレールが取り付けられています。
このセルガイドは、荷役の時はガイドレールのように、航海時は荷崩れ防止の型枠のように作用するので一石二鳥の代物です。 (photo-6)こちらもコンテナ船のホールドです。ご覧の通り、ハイキューブ(高さ9'6フィート)のコンテナが7段積まれています。通常高(高さ8'6フィート)のコンテナは1列に8段積むことができます。

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